タバコの代わりになるハーブ:おすすめのハーブタバコと、ブレンドの仕方
メゾンの吸うハーブを四つの仲間(ニュートラルベース、香りのベース、アクセント、樹脂)に分け、出典のある伝統、分量つきのレシピ、そして煙についての事実をまとめました。
この記事の植物ラズベリー · Rubus idaeus€4.88見る →祈りとしての煙、檻としての煙、帰還としての煙。肺へ運ぶものには、意識した選択がふさわしい。
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かんたんな答え。 タバコを使わないハーブタバコのブレンドは、四つの仲間でできています。タバコの代わりになるニュートラルなベース(マレイン、ラズベリーリーフ、Herbal Mix)が40〜60%。伝統に彩られたアクセントのハーブ(ブルーロータス、ダミアナ、ワイルドダッガ、カレア)が20〜40%。香りの植物(ラベンダー、バラ)が10〜20%。そして好みで、ひと工夫した樹脂をほんの少し。どんな煙も、たとえ植物の煙でも、肺を刺激し、傷つけます。
成人(18歳以上)の方に限ります。フランスでは自由に販売されています。お住まいの国の法律をご確認ください。
タバコの代わりに、どんなハーブを吸えばいい?
タバコの代わりにするなら、ニュートラルなベースから始めて、アクセントのハーブを一つか二つ加え、最後に香りの植物を足します。この仲間分けと配合は、メゾンの創業者ティムによるものです。ティムは自分のブレンドを、自身のサイト smokableherbs.earth でも公開しています。アクセントのハーブのなかには、ベースを担えるものもあります。単体でも吸われるブルーロータス、ダミアナ、ヨモギ、そしてブレンドの半分までのヤウトリです。このガイドの植物には、タバコもニコチンも含まれていません。
| 仲間 | もたらすもの | メゾンの植物 | ブレンドでの割合 |
|---|---|---|---|
| ニュートラルベース | 煙を運び、タバコの代わりになる | マレイン、ラズベリーリーフ、Herbal Mix(マシュマロウ入り) | 40〜60% |
| 香りのベース | 味と香りを与える | ラベンダー、バラの花びら、ローマンカモミール、ペパーミント、白蓮 | 10〜20% |
| アクセント | 個性、伝統、軽い作用 | ブルーロータス、ダミアナ、ヨモギ、ワイルドダッガ、ヤウトリ、カレア、インフェフォ、カンナ、エンタダ・レエディ、蓮の雄しべ | 20〜40%。カレアは10〜20%、ヤウトリは50%まで。ブルーロータス、ダミアナ、ヨモギはベースにもなる |
| 樹脂 | 粉にしてなじませる、濃いノート | ブルーロータス、白蓮、ワイルドレタス、エンタダの樹脂 | ごく少量、5〜10%ほど |
ニュートラルベース:タバコの代わりに
ニュートラルなベースは均一に燃え、煙を運び、味はほかの植物にゆだねます。ブレンドのなかでタバコの代わりを務めるのが、このベースです。
Herbal Mix:巻くだけのブレンド
Herbal Mix は、やわらかく花の香りがする、巻くだけのメゾンのブレンドです。マシュマロウ、ラズベリーリーフ、アカツメクサ、スイートクローバー(メリロート)、ペパーミント、カレンデュラの花を細かく刻んでいます。オランダのパートナーが、ヨーロッパで調達したハーブで仕上げています。ティムのベースのひとつであるマシュマロウも、はじめから入っています。そのまま巻いても、このガイドのどの植物のベースにしてもかまいません。いつものタバコと半々や30対70で巻き、味に慣れていく人もいます。その場合、煙にはタバコのニコチンが含まれます。スイートクローバーにはクマリンが含まれるので、ほどほどに。抗凝固薬を服用中の方は、医師に相談してください。
ラズベリーリーフ(Rubus idaeus)
ラズベリーリーフは古代から女性のハーブとして知られ、お茶として飲まれてきました。その歴史はラズベリーリーフのモノグラフにあります。煙にすると、綿のようにやわらかな質感と、かすかな果実の味。定番のニュートラルベースです。吸うのは現代の使い方です。
マレイン(Verbascum thapsus)
マレイン(ビロードモウズイカ)はヨーロッパから北アメリカに渡り、いくつもの民族に受け入れられました。モアマンの北米先住民民族植物学データベースには、9つの民族による18の喫煙の用例が記録されています。イロコイ、モヒガン、ペノブスコット、ポタワトミ、メノミニー、ホピなどです。メノミニーの人々は、これをタバコのように吸っていました(Smith 1923)。煙は繊細で、ほとんどクセがありません。葉の細かい毛は、ふるいにかけておくとよいでしょう。植物の全体像はマレインのモノグラフで紹介しています。
フキタンポポ(Tussilago farfara)
フキタンポポは、ヨーロッパで昔から吸われてきたベースです。ディオスコリデスもプリニウスも、乾かした葉の煙について書き残しています。INFUSE ではもう販売していません。肝臓に毒性のあるピロリジジンアルカロイド(センキルキンなど)を含み、欧州医薬品庁はこれを該当する植物に挙げています(EMA, 2021)。煙を通したこれらのアルカロイドの作用は、ほとんど研究されていません。ここでは歴史のために名前を挙げ、私たちのブレンドでは、その役をマレインとラズベリーリーフに任せています。
ホップ、トウモロコシのひげ、ヘーゼル、桑
私たちは販売していませんが、ほかにも巻けるニュートラルな植物があります。ホップ(Humulus lupulus)は中世からビールでおなじみで、苦く草のような煙になります。吸うのは現代の使い方です。トウモロコシのひげ(Zea mays)は茶色くなるまで乾かし、タバコが足りないときに北米の農村で巻かれていました(Cape Gazette)。ナバホ、テワ、カイオワの人々は、乾かしたトウモロコシの皮でタバコを巻いていました(モアマンのデータベース)。ヘーゼル(Corylus avellana)や桑(Morus alba)の葉は、やわらかなベースになります。韓国と中国の特許には、タバコを使わない桑の葉のシガレットが記されています。
香りのベース:味わいのために
香りの植物は10〜20%を占め、ブレンドに香りを与えます。
白蓮(Nelumbo nucifera)
吸った白蓮は、ティムの言葉では「やわらかく、花のよう」。香りのベースとしても、アクセントとしても使えます。花びらと雄しべを手のなかでつぶし、ブレンドに混ぜたり、上からふりかけたりします。
私たちの白蓮は Nelumbo nucifera、インドの聖なる蓮の白い花です。ハス科(Nelumbonaceae)の本物の蓮で、スイレンの仲間であるブルーロータスとは別の植物です。サンスクリット語で白蓮は pundarika(プンダリーカ)。仏教の重要な経典である『妙法蓮華経』(法華経)は、この花の名を冠しています。私たちの花は、スリランカの湖から届きます。吸うのは現代の使い方です。
語られていること。 メゾンでは、白蓮をそのやわらかさのために吸います。花のような落ち着き、軽やかな存在感、ひらいていく心。繊細なものなので、何も感じない人もいます。
バラ、ラベンダー、ローマンカモミール、ペパーミント
バラ(Rosa damascena、ダマスクローズ)の花びらを手のなかでつぶすと、ブレンドに花の甘い香りが加わります。植物の物語はバラのモノグラフに。ラベンダー(Lavandula angustifolia)は香りが強いので、少しで十分です。その来歴はラベンダーのモノグラフにあります。ローマンカモミール(Chamaemelum nobile)は、丸みのある果実のような煙になります。ローマンカモミールのモノグラフもどうぞ。Herbal Mix に入っているペパーミントは、清涼感を添えます。いずれも味わいで選ばれた、現代の使い方です。
アクセントのハーブ:味わいと伝統
アクセントのハーブは20〜40%を占め、ブレンドに個性を与えます。ベースを担えるものもあります。私たちはこれらを、メキシコから南部アフリカまで、INFUSE が大切にしているシャーマニックな伝統のなかから選んでいます。その作用のために吸われてきた、すばらしい植物たちです。作用は軽やかで、同時に深いもの。ここでは、語られているとおりにお伝えします。出典のある伝統、お客さまの体験談、そしてメゾンでの私たち自身の使い方。どれも繊細で、人によって異なり、何も感じない人もいます。
数字は夢見る人たちの体験談から。植物とともに過ごした夜を語る174件のお客さまのレビューを、一件ずつ読み直したものです。とり方はさまざまで、いちばん多いのはハーブティーです。あくまで体験談であり、試験の手順も対照群もありません。
ブルーロータス(Nymphaea nouchali)
私たちのところでは、ブルーロータス(青スイレン)を三つの方法で吸います。単体で、ほぐした花だけを。ベースとして、まわりにほかの植物を添えて。あるいはアクセントとして、ブレンドの20〜40%に。味わいは花、土、ほのかなナッツの香りが重なり、繊細な甘さとかすかな苦みがあります。
いちばん多く流通しているブルーロータスは一般に Nymphaea caerulea と呼ばれていますが、実際には南アジアのスイレン、Nymphaea nouchali です。花はより大きく、香りも豊かです。私たちの花は、スリランカの湖から、小さな家族経営の会社を通じて届きます。より希少な本物のブルーロータスもご用意しています。
古代エジプトでは、これを飲み、捧げ物にしていました。プトレマイオス朝の壺から、ほかの植物と混ぜられたこの花が見つかっています(Tanasi et al. 2024)。吸うのは現代の使い方で、私たちはそのとおりにお伝えしています。
語られていること。 メゾンでは、やさしいくつろぎ、軽い夢見心地、穏やかな官能のためにブルーロータスを吸います。繊細で、強くはないけれど深い作用です。お客さまが語った25件の夜のうち、16件が夢の変化を、そのうち7件がより鮮やかな夢を語っています。1件は何も気づかず、短いレビュー6件も同じでした(夢見る人たちの体験談)。花を二つ使ったあとにめまいを感じたというお客さまが1人いました。少しで十分です。妊娠中・授乳中の方、鎮静薬や抗うつ薬を服用中の方は控えてください。ブルーロータスはフランスでは自由に販売されています。お住まいの国の法律をご確認ください。
カレア(Calea ternifolia)
カレア(長く Calea zacatechichi と呼ばれてきました)は、ごく細かくほぐして、ブレンドの10〜20%に。苦みははっきりしていますが、少量なら草の香りのノートになります。
メキシコ、オアハカのチョンタルの人々は、これを thle-pela-kano、「神の葉」と呼びます。浸出液を飲み、乾かした葉を吸い、眠る前に枕の下に置きます(Díaz 1979)。ナワトル語の名 zacatechichi は「苦い草」という意味です。カレアについては夢の植物ガイドで詳しく紹介しています。
語られていること。 チョンタルの伝統では、メッセージを運ぶ夢をもたらす植物とされています(Díaz 1979)。お客さまにいちばん多く語られている植物です。40件のうち31件が夢の変化を、11件がより鮮やかな夢を、11件が目覚めたときの記憶のよさを、6件が明晰夢を語っています。5件は何も気づかず、短いレビュー5件も同じでした(夢見る人たちの体験談)。メゾンでは少量を吸い、ゆったりとした心と、ときに夜まで続く軽い夢見心地を味わいます。繊細で、強くはないけれど深い作用です。口がしびれたと語ったお客さまが1人いました。少しで十分です。妊娠中・授乳中は控えてください。鎮静薬や精神科の薬を服用中の方は、まず医師に相談を。カレアはフランスでは自由に販売されています。お住まいの国の法律をご確認ください。
ワイルドダッガ(Leonotis)
南アフリカ国立生物多様性研究所(SANBI)によれば、コイコイの人々は Leonotis leonurus の乾かした葉と花を吸っていました。INFUSE が販売しているのは、形状によって Leonotis leonurus(エキスと樹脂)か Leonotis nepetifolia(オレンジ色の花びら)です。詳しくはワイルドダッガの商品ページに記しています。花びらはやわらかく、ほのかに草の香りのする煙になり、ブレンドの20〜40%に使います。
語られていること。 コイコイの伝統では、これを吸っていました(SANBI)。メゾンでは、やさしいくつろぎ、体のなかの軽いぬくもり、澄んだまま落ち着いていく心のために吸います。繊細だと感じる人が多く、何も感じない人もいます。高用量では、水抽出物がラットに有害な作用を示しました(Maphosa et al. 2008)。妊娠中・授乳中は控えてください。血圧の薬や鎮静薬を服用中の方、血糖値が安定しない糖尿病の方は注意を。お住まいの国の法律をご確認ください。
ダミアナ(Turnera diffusa)
ダミアナはメキシコで古くから親しまれてきた植物で、おもにお茶として飲まれ、葉は吸われることもあります(UTEP, Herbal Safety)。温かく、ほんのり甘い味わいで、ブレンドの20〜40%に、あるいはティムの「ふたりのブレンド」のベースに使います。植物の物語はダミアナのモノグラフに。
語られていること。 メキシコの伝統では、官能にまつわる植物として知られてきました(UTEP, Herbal Safety)。メゾンでは、その温かさ、やさしいくつろぎ、そして心がここにとどまったままの、穏やかで軽やかな官能のために吸います。作用は繊細で、人によって異なります。妊娠中、妊娠を望んでいる方、授乳中の方は控えてください。抗うつ薬を服用中の方、糖尿病の方は注意を。
ヨモギ(Artemisia vulgaris)
ヨモギ(オウシュウヨモギ)は、草の香りと苦みのある味わいです。ティムはアクセントとして、あるいは「夢のブレンド」のベースとして使います。モアマンのデータベースには、古い喫煙の用例は記録されていません。いまは味わいのためにブレンドに加えられています。妊娠中は使わないでください。ヨモギのモノグラフもどうぞ。
語られていること。 お客さまが語った8件の夜のうち、5件が夢の変化を、そのうち4件がより鮮やかな夢を語っています。2人は明晰夢を求めましたが、たどり着きませんでした(夢見る人たちの体験談)。メゾンでは、その苦みと軽い夢見心地のために吸います。
ヤウトリ、メキシカンタラゴン(Tagetes lucida)
ヤウトリはアクセントとして、あるいはブレンドの半分まで、どんなベースとも合わせられます。甘いアニスのような、甘草に近い味わいで、ほとんどすべての吸うハーブと調和します。
この多めの割合には歴史があります。メキシコのウイチョル(ウィシャリカ)の人々のあいだで、民族植物学者のシーゲル、コリングス、ディアスは1977年、Tagetes lucida を単体で、あるいは野生のタバコ Nicotiana rustica と等量で吸うブレンドを記録しました。さらに時代をさかのぼると、千年以上前にユカタン半島に埋められたマヤの小さな瓶から、タバコと混ぜられた Tagetes lucida の残留物が見つかっています(Zimmermann et al. 2021)。アステカの人々は、これを yauhtli と呼びました。私たちはメキシコのプエブラ地方で、野生採取された丸ごとの葉を仕入れています。細かくほぐして使ってください。詳しくはヤウトリのモノグラフで。
語られていること。 メゾンでは、そのやわらかさと温かさ、澄んだ心、友人と分かち合うひとときのために吸います。12件の夜のうち8件が夢の変化を語っています(夢見る人たちの体験談)。腹痛を訴えたお客さまが1人いました。軽やかで、人によって異なります。
インフェフォ(Helichrysum odoratissimum)
インフェフォは南部アフリカの香です。ブレンドに銀色の葉を少し加えると、その香りが広がります。巻いて吸うのは現代の使い方で、煙をめぐる長い伝統から生まれました。植物の物語はインフェフォのモノグラフに。
語られていること。 ズールーの人々は、祖先の加護を呼ぶためにその葉と茎を焚きます(Hutchings et al. 1996)。ズールーの占い師は、儀式のなかでその煙を吸い込みます(Sobiecki 2008)。メゾンでは、ブレンドにも部屋にももたらす落ち着きと存在感のために好んで使っています。12件の夜のうち7件が夢の変化を語り、3件は何も気づきませんでした。疲れを感じた人が1人いました(夢見る人たちの体験談)。喘息のある方は煙を控えめに。キク科にアレルギーのある方は使わないでください。
カンナ(Sceletium tortuosum)
カンナは、南アフリカのカルー地方に育つ多肉植物です。コイコイやサンの人々は、これを発酵させて kougoed(アフリカーンス語で「噛むもの」)と呼び、用いてきました。おもに噛み、お茶として飲み、嗅ぎ、そして吸うこともありました。18世紀には植物学者ツンベルクが、サンの人々がこれを噛み、それから吸っていたと記しています(Gericke & Viljoen 2008、Smith et al. 1996)。私たちの発酵させた葉は細かくほぐし、ベースの上に少しだけのせます。詳しくはカンナのモノグラフで。
語られていること。 1914年、カンナを研究した二人の薬剤師は、カルーの人々は薬としてよりも楽しみのためにこれをとっていたと結論づけました(Hartwich & Zwicky 1914、Gericke & Viljoen 2008 による引用)。メゾンでは少量を吸い、やわらかな温かさ、ひらいていく心、穏やかな存在感を味わいます。軽やかで、強くはないけれど深い作用です。カンナはセロトニンに作用します。抗うつ薬やセロトニン系の薬とは決して併用しないでください。薬を服用中の方は、使う前に医師に相談を。妊娠中・授乳中は控えてください。お住まいの国の法律をご確認ください。
エンタダ・レエディ:粉にした種
エンタダ・レエディは、熱帯のつる植物の大きな種です。私たちは殻を割り、中身を細かく挽いて、ブレンドに少量ふりかけます。多すぎると吸いにくくなり、粉は長くもちます。
語られていること。 南アフリカでは、占い師が夢を覚えておくためにこの種を用い、種をくりぬいたパイプでタバコを吸うことも記録されています(Sobiecki 2008、Van Wyk & Gericke 2000 による)。お客さまが語った11件の夜のうち、6件が夢の変化を語り、4件は夢に何も気づきませんでした(夢見る人たちの体験談)。メゾンでは、そっと寄り添う夢見心地のためにふりかけます。繊細なものです。研究の少ない植物なので、ほどほどに。妊娠中・授乳中は控え、鎮静薬や抗うつ薬を服用中の方は、医師に相談せずに使わないでください。
蓮の雄しべ
ピンクの蓮の雄しべ(Nelumbo nucifera、白蓮と同じ種)は、最後にひとつまみふりかけて、花の香りを添えます。ブルーロータスや白蓮の花も、ほかのベースの上に少量のせて、アクセントとして使えます。ピンクの蓮のモノグラフもどうぞ。
樹脂:ほぐして使うペースト
私たちの樹脂は、水で抽出した濃縮エキスです。植物を浸し、煮て、濾し、水分をとばしてペーストにします。吸うためのものとしては四つ。ブルーロータスの樹脂、白蓮の樹脂、ワイルドレタスの樹脂、エンタダの樹脂です。
そのままの樹脂は油っぽく、べたつきます。細いひも状にのばしてブレンドにのせることもできますが、うまく行きわたりません。ティムは別のやり方をとります。少量の樹脂を粉末か、ごく細かく刻んだ植物と練りあわせ、ほろほろとくずれる砂のような質感にするのです。このほぐせる樹脂のペーストを、少しだけブレンドに混ぜます。
ワイルドレタス(Lactuca virosa)の白い乳液は、乾くと茶色い樹脂になります。lactucarium(ラクツカリウム)と呼ばれ、19世紀のヨーロッパの薬局方に載っていたものです。生のまま大量に食べて中毒を起こした例があります(Besharat et al. 2009)。少量にとどめ、ほどほどに。これらの樹脂のそれぞれについて、お住まいの国の法律をご確認ください。
メゾンのレシピ
最初の四つはティムのレシピで、彼のサイト smokableherbs.earth で公開されているものです。分量は「パート」で示します。1パートはスプーン1杯でも、ひとつまみでも、1グラムでもかまいません。同じ単位で量ればよいのです。最後の二つは、ティムのルールをもとにしたメゾンからの提案です。まずは一つの植物だけを何度か。そうして味を知ってから、組みあわせていきます。ブルーロータスは単体でも吸えます。
夜のブレンド
マレイン2パート、ダミアナ1パート、ラベンダー½パート(およそ57%、29%、14%)。はじめての方に。マレインが煙を運び、ダミアナが温かさを、ラベンダーが香りを添えます。メゾンでは夜、やさしいくつろぎのために巻きます。軽やかなもので、何も感じない人もいます。
夢のブレンド
ヨモギ2パート、ブルーロータス1パート、ラズベリーリーフ1パート(50%、25%、25%)。植物にすでに親しんでいる方に。ヨモギとブルーロータスは、お客さまがより鮮やかな夢を語っている植物です。ヨモギは8件中4件、ブルーロータスは25件中7件で、とり方はさまざまです(夢見る人たちの体験談)。メゾンでは夜の終わりに、軽い夢見心地のために吸います。妊娠中は決して使いません。
ふたりのブレンド
ダミアナ3パート、バラの花びら1パート、ブルーロータス1パート(60%、20%、20%)。植物にすでに親しんでいる方に。メキシコの伝統では、ダミアナは官能にまつわる植物として知られてきました(UTEP, Herbal Safety)。そこにバラとブルーロータスが花を添えます。メゾンでは、温かさと穏やかな官能のために分かち合います。繊細なものです。
セレモニーのブレンド
ブルーロータス2パート、ワイルドダッガ1パート、マレイン1パート(50%、25%、25%)。植物をよく知っている方に。ブルーロータスがベースを担い、ワイルドダッガが温かさを添え、マレインが煙を運びます。メゾンでは、輪になって座るとき、儀式、いまここにいるひとときのためにとっておきます。強くはないけれど、深いブレンドです。
メゾンからの提案:アニスと苦み
Herbal Mix 50%、ヤウトリ35%、カレア15%。ティムのルールにもとづいています。ニュートラルなベース、ブレンドの半分に満たないヤウトリ、10〜20%のカレア。ヤウトリの甘いアニスが、カレアの苦みをやわらげます。メゾンでは一日のどんな時間にも巻き、ゆったりとした心を味わいます。
メゾンからの提案:ひと工夫した樹脂
ラズベリーリーフ50%、ブルーロータス30%、バラの花びら10%、粉と練ったブルーロータス樹脂のペースト10%。細かな砂のようにほぐした樹脂が、ブレンドにブルーロータスの濃いノートを与えます。
ブレンドの準備、巻き方、保存は?
植物は乾かして、細かくほぐしておきます。ブルーロータスや白蓮の花、カレアの葉は手のなかでつぶし、ヤウトリは指でこすってアニスの香りを引き出します。硬い茎は取り除きます。ちくちくして、うまく燃えないからです。ボウルで混ぜ、薄い巻紙で巻きます。好みで紙のフィルターを。パイプでもかまいません。
乾きすぎた植物は早く燃えて熱くなり、湿りすぎていると火が消えます。ブレンドは光と熱を避け、ふたをした瓶で保存します。ヤウトリのような香りの強い植物は、時間とともに香りが抜けていきます。少しずつ作るのがおすすめです。
ほかに、どんな植物を吸える?
単体で、あるいはブレンドで吸われる植物はほかにもあります。北アメリカには、とても長い歴史をもつものが二つあります。
クマコケモモとミズキ:キニキニック
北アメリカで kinnikinnick(キニキニック)とは、先住民の人々が吸うブレンドのことです。もっともよく挙げられる植物はクマコケモモ(Arctostaphylos uva-ursi)で、モアマンのデータベースには、ブラックフット、シャイアン、チペワなどによる29の喫煙の用例が記録されています。乾かした葉を単体で、あるいはタバコと一緒に吸いました。ミズキの仲間 Cornus sericea の樹皮も加えられ、18の喫煙の用例が記録されています。私たちはこれらを販売していません。
サガン・ダリャは、このリストから外しました。資料では、ブリヤートの人々のあいだでお茶として飲まれており、吸われた記録はありません。
植物の煙には何が含まれている?
植物の煙には、タバコの煙と同じように、タール、一酸化炭素、微小粒子が含まれます。ニコチンは含まれません。どんな煙も、たとえ植物の煙でも、肺を刺激し、傷つけます。
2022年のレビューは、ハーブシガレットとタバコを比較し、少なくとも同じくらい危険だと結論づけています(Abdel Rahman et al., ACS Omega)。2026年の研究では、ハーブシガレットの煙に含まれる微小粒子の濃度が、タバコの煙より高いことが測定されました(Thakur et al., Journal of Hazardous Materials)。オランダの公衆衛生研究所トリンボスは、ハーブシガレットではより多くのタールと一酸化炭素を吸い込むと指摘しています。私たちはこれらの植物を、味わいと歴史のために、少量を、ときどき吸っています。
フランスでは、Tabac Info Service が電話番号 39 89 で、タバコに関するあらゆる質問に答えています。
これらの植物は合法?
このガイドで INFUSE が販売している植物はすべて、フランスでは自由に販売されています。国によって扱いは異なり、とくにブルーロータス、カレア、カンナ、ワイルドレタス、エンタダ、ワイルドダッガはそうです。ご注文の前に、お住まいの国の法律をご確認ください。これらの植物は、成人(18歳以上)の方に限ります。
ニュートラルなベース、香りのベース、アクセント。巻くだけのHerbal Mix、ブルーロータス、ヤウトリ、カレアで、メゾンのブレンドがそろいます。成人(18歳以上)の方に限ります。
Herbal Mixを見る →ハーブを吸うのは、タバコより体に良いのですか?
いいえ。植物の煙にニコチンはありませんが、タール、一酸化炭素、微小粒子が含まれます。ハーブシガレットを測定した研究は、タバコと少なくとも同じくらい有害だとしています(Abdel Rahman et al., ACS Omega, 2022、Thakur et al., Journal of Hazardous Materials, 2026)。
タバコの代わりに、どんなハーブを吸えばいいですか?
ニュートラルなベースです。マレイン、ラズベリーリーフ、あるいは巻くだけの Herbal Mix。そこにブルーロータス、ダミアナ、ヤウトリなどのアクセントを加え、ラベンダーやバラなどの香りの植物を足します。
タバコを使わないブレンドで、いちばんおすすめは?
味わいが好みに合うものです。はじめてなら、ティムの夜のブレンドを。マレイン2パート、ダミアナ1パート、ラベンダー½パートです。
吸える花には、どんなものがありますか?
ブルーロータス(単体でもベースでも)、白蓮、ピンクの蓮の雄しべ、バラの花びら、少量のラベンダー、ローマンカモミール、そして Herbal Mix に入っているカレンデュラの花です。
フキタンポポは吸えますか?
フキタンポポはヨーロッパで昔から吸われてきたベースですが、肝臓に毒性のあるピロリジジンアルカロイドを含みます(EMA, 2021)。INFUSE ではもう販売しておらず、代わりにマレインとラズベリーリーフを選んでいます。
植物の樹脂は、どうやって吸うのですか?
そのままでは油っぽすぎます。少量の樹脂を粉末か、ごく細かく刻んだ植物と練りあわせると砂のような質感になり、ブレンドにほぐして混ぜやすくなります。
吸うハーブには、どんな作用があると語られていますか?
軽く繊細で、人によって異なる作用です。やさしいくつろぎ、夢見心地、温かさ、より鮮やかな夢が語られています。カレアについてのお客さまの体験談40件のうち、31件が夢の変化を語り、5件は何も気づきませんでした。何も感じない人もいます。
これらの植物に、ニコチンやTHCは含まれていますか?
いいえ。このガイドの植物には、ニコチンもTHCも含まれていません。
Herbal Mix をタバコと混ぜてもいいですか?
混ぜる人もいます。半々や30対70で、味に慣れるためです。その場合、煙にはタバコのニコチンが含まれます。
出典
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